だし専門店
手火山家とは
江戸時代より脈々と受け継がれる味、とくに日本料理の基本となる「出汁」には格別の想いと技をもって伝えられてきました。
手火山とは節の製造過程の焙乾(ばいかん)の手法のこと。
手間のかかる手火山で作られた節は、香りも味も格別に良いとされ、かつて河文でも手火山の節でひいた出汁で、賓客をもてなしてまいりました。
厳選した素材としっかりと燻された節の香り、河文から伝承される味にこだわった手火山家のお出汁。
添加物は一切使わず、海から届けられた天然の節の本物の出汁をご賞味ください。
"完全無添加”へのこだわり
「無添加」と「完全無添加」の違い
実は、「無添加」と書かれているだしパックの中にも、塩分や酵母エキスが入っているものが多くあります。
塩分や酵母エキスに舌が慣れていると、おだしの味だけでは、どうしても薄く感じてしまうのです。
手火山家では、全て天然素材のみを使用しており、化学調味料・たんぱく加水分解物・酵母エキス・保存料を一切使用しておりません。
塩分量は、一般的な顆粒だしや旨み調味料を使用した際と比較すると、およそ5分の1以下です。
徳川家御用達
料亭河文400年の歴史
寛永年間に魚屋として創業。 伊勢湾や近海で水揚げされた新鮮な魚介を扱い、初代当主の河内屋文左衛門は、魚の目利きが 殊に素晴らしかったと伝えられています。そしてその評判は尾張徳川家にも聞こえ、 それ以降徳川家御用達の料理屋として その歴史を歩んでまいりました。
建築家・谷口吉郎が設計
国の登録有形文化財
現在の建物の母屋部分は、国の登録有形文化財に指定されている。中庭と「水鏡の間」は、東宮御所や帝国劇場を設計した昭和期の日本を代表する建築家・谷口吉郎が設計。歴史と伝統を背負った、中日本の文字通り迎賓館として今日まで愛されてきた。
明治以降も著名人が通う
中日本随一の迎賓館
明治以降は伊藤博文・吉田茂などの歴代首相やミッテラン元仏大統領など国内外の要人が来訪。また最近では、2019年11月に茂木外務大臣がG20サミットの外相を招いた夕食会の会場に選ばれ、開催地である愛知県をはじめとする日本国内の旬の食材を用いた日本料理を提供した。
挑戦を続ける
新たな料亭の価値
新たな料亭の価値を創り出す、こだわり抜いた河文の味
旬の厳選食材を贅沢に使った日本料理。その年、その季節、その土地で最もおいしい食材をふんだんに使い、新鮮かつ本質を活かしてご提供する料理は板前の細かい心遣いが感じられるよう、一品一品趣きを凝らして完成させました。目でも舌でもお客様をおもてなしいたします。